のぼりの裏抜けって何のこと?印刷方法や素材で裏抜けで変わるの見え方を解説!
のぼりの裏抜けって何のこと?印刷方法や素材で裏抜けで変わるの見え方を解説!
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NOBORI the Shop店長の清水です。
お店の前を通行する人々に向けた宣伝効果の高い広告が「のぼり」です。のぼりの裏抜けが綺麗に出ていると反対側から来る通行人にも宣伝内容を伝えられ、より広告効果を高められるメリットがあります。この記事では、のぼりの裏抜けが綺麗に見える印刷方法や素材を紹介します。
目次
のぼりの裏抜けって何のこと?
のぼりの裏抜けとは、のぼりを裏側から見たときに表面のデザインが透けて見えることです。のぼりの生地が薄いと、裏側から見たときにも内容がはっきりとわかります。表面しか内容がわからないのぼりよりも、裏抜けが綺麗に見えるのぼりのほうがより多くの方に認識してもらえ宣伝効果を発揮できます。
のぼりは両面印刷が可能ですが、表面だけの印刷よりも費用がかかります。そのため表面だけの印刷で綺麗に裏抜けしているのぼりのほうが、コストを抑えられるというメリットもあります。
ただしのぼりの裏側は、鏡に映したように反転したデザインとなります。またのぼりの裏抜けが綺麗に出たとしても表面に比べると色味が薄まり、デザインの輪郭も若干ぼやけて見えます。そのため細かなデザインや文字の場合は、裏抜けでは伝わりづらくなる点には注意が必要です。
のぼりの裏抜けは印刷方法・素材で変わる!
のぼりの裏抜けが綺麗に出るかどうかは、印刷方法とのぼりの素材によって決まります。ポイントは裏面までインクが透過しやすい印刷方法で印刷することと、薄い素材を使うことです。ここでは、裏抜けが綺麗に出る印刷方法と、素材を紹介します。
裏抜けが綺麗に出る印刷方法
のぼりを作成する際、一般的に用いられる印刷方法として「シルクスクリーン印刷」と「インクジェット印刷」の2種類があります。結論からいうと、裏抜けが綺麗に出る印刷方法は「シルクスクリーン印刷」のほうです。インクジェット印刷の裏面の透過率が70〜80%ほどに対し、シルクスクリーン印刷の裏面の透過率は80〜95%ほどです。
シルクスクリーン印刷
生地にインクをおいて直接こすりつける方法です。1色につき1つの版が必要になるため写真などの細かな表現はできませんが、色の再現度が高いといった特徴があります。文字やロゴなどシンプルなデザインにおすすめの印刷方法です。
版が必要になることから印刷枚数が少ないと1枚あたりの単価が高くなり、発注枚数が多いほど単価を下げられます。
インクジェット印刷
4〜6色のインクの組み合わせで細やかな色を再現し、インクを素材に吹き付ける方法です。イメージしたものよりも淡くなりますが、鮮やかな仕上がりになる点が特徴です。写真や画像などの緻密なデザインにおすすめの印刷方法です。
裏抜けが綺麗に見える素材
のぼりは薄い素材を使うことで、裏抜けが綺麗に見えます。おすすめの素材はポリエステル100%でできた「テトロンポンジ」です。テトロンポンジは軽くて薄く、風になびきやすいのが特徴です。発色もよいため、のぼりを作成するときによく使われる素材です。
そのほかのぼりに使われる素材であるトロピカルやテトロンツイルと比較すると、テトロンポンジはインクがよく浸透するため綺麗に裏抜けするうえに、価格が安いというメリットもあります。一方で、生地が薄い分、耐久性が劣るという点には注意が必要です。
のぼりは屋外に設置し続けていると日差しや雨風による影響を受けやすく、日焼けや色あせ、色落ちなどが起こりやすくなります。テトロンポンジの場合、屋外使用時の耐久性は約3か月と短く、トロピカルは約半年、テトロンツイルは約1年です。テトロンポンジののぼりを屋外に設置する場合は、短期間の使用のみにするか定期的な買い替えがおすすめです。
まとめ
のぼりはテトロンポンジ素材を使ってシルクスクリーンで印刷することで、裏抜けが綺麗に見えます。ただしそれぞれのデメリット面もあるため、事前に把握しておき最適な方法を選びましょう。お悩みの際はぜひお問い合わせください。